年齢確認
本記事では、成人向けコンテンツに関する話題を扱っています。18歳未満の方はご覧いただけません。
音だけで、なぜあんなにゾクゾクするんだろう
耳元でそっと囁かれる声。指先が何かをそっとなぞる音。コトコトと響く小さな生活音。こうした音を聞いているだけで、頭の後ろから背筋にかけてスーッとした心地よい感覚が走る。そんな経験をしたことがある人は、意外と多いんじゃないでしょうか。
美容院でシャンプーをしてもらっているとき、耳元でハサミの音が響くとき、あるいは誰かがすぐ近くで静かに作業をしているとき。こうした場面でふと感じる、あの独特のゾワッとした感覚に、名前がついたのはそれほど昔のことではありません。
この現象、最近では「ASMR」という名前ですっかりお馴染みになりました。今回は、このASMRという現象がそもそもどういうものなのか、そして脳の中では実際に何が起きているとされているのか、現時点で分かっていることを一緒に見ていきましょう。
ASMRとは?ネットのコミュニティから生まれた言葉
ASMRは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、日本語では「自律感覚絶頂反応」などと訳されることもあります。特定の音や視覚的な刺激をきっかけに、頭皮から首筋、背中にかけてゾワゾワとした心地よい感覚が広がる現象のことを指すんです。
豆知識:もともとは研究者ではなく、一般の人が名付けた言葉
ちなみに、この「ASMR」という呼び名は、脳科学者が学会で発表した用語ではなく、2010年にアメリカの一般女性がオンラインのコミュニティで提唱した言葉なんです。それ以前からネット上の掲示板では「あのゾワゾワする感覚、みんなにもある?」というような話題が交わされていましたが、共通の呼び名がなかったため、話がまとまりにくい状態が続いていました。「ASMR」という名前が広まったことで、世界中の人が同じ現象について語り合えるようになった、という経緯があります。
学術的な研究の方は、この言葉が広まってから少し遅れてスタートしています。ASMRを対象にした最初の査読付き学術論文が発表されたのは2015年のことで、450人のASMR体験者を対象にした調査が行われました。その結果、「囁き声」「間近でじっと見つめられるような視線」「髪をとかすようなゆっくりとした動き」などが、ゾクゾク感を引き起こしやすいトリガーとして、半数以上の人に共通して挙げられたと報告されています。
こうしたトリガーに共通しているのは、どれも「誰かがすぐ近くで、自分ひとりのために、ゆっくりと丁寧に何かをしてくれている」という状況が伴いやすいという点です。理美容院でのケアや、耳かき、マッサージといったシチュエーションがASMR動画の定番ジャンルになっているのも、こうした「一対一で大切に扱われている」感覚と、ASMRのゾクゾク感が結びつきやすいからなのかもしれません。
脳の中では何が起きているのか
では、こうしたASMRのゾクゾク感が起きているとき、脳の中では実際に何が起きているのでしょうか。2018年に発表されたある研究では、ASMRを感じやすいと事前に確認できた参加者に、脳の活動を画像化するfMRIという機械の中でASMR動画を見てもらい、ゾクゾクを感じた瞬間の脳の反応を調べました。
その結果、ゾクゾクを感じているタイミングでは、快感や報酬にかかわる側坐核(脳の中で「報酬」や「快感」にかかわる部分)や、島皮質(身体の感覚や感情を統合して処理する脳の部分)を含む領域の活動が高まっていたと報告されています。側坐核はドーパミンにまつわる話でもたびたび登場する、脳の「報酬系」と呼ばれる回路の中心的な部位です。ASMRを感じているときの脳では、単に落ち着いているだけでなく、ちょっとした快感や心地よさを伴う反応も同時に起きている可能性がある、ということになります。
用語解説:島皮質
身体の感覚や感情を統合して処理する脳の部分。「今、自分の体がどんな状態にあるか」を感じ取り、それを感情として意識にのぼらせる働きに関わるとされています。

島皮質は、いわば体の中の状態を報告してくれる「情報整理係」のようなものです。心臓がドキドキしている、お腹が空いている、といった体の内側からの情報を集めて、それを「不安」や「安心」といった感情として意識に上げてくれる役割を担っているとされています。耳元の囁き声や密着音といった刺激が、この情報整理係を刺激することで、単なる「音が聞こえた」という感覚を超えて、体全体を包み込むような心地よさとして感じられるようになる、というイメージです。
たとえるなら、単なる天気予報のデータ(気温・湿度・風速)を、「今日は過ごしやすそうだ」というひとことの実感に変換してくれる、翻訳係のような役割だと考えると分かりやすいかもしれません。耳から入ってきた音の情報だけでは「ただの音」でしかありませんが、島皮質を通ることで初めて、「なんだか心地いい」という、体感を伴った感覚に変わっていく、というイメージです。
ただし、この研究は参加者がわずか10人という、かなり小規模な調査だったという点には注意が必要です。ASMRの脳科学研究はまだ始まったばかりの分野で、今後、より大規模な研究によって、この結果が裏付けられたり、あるいは修正されたりする可能性は十分にあります。
ちなみに、映像を伴う動画と、音だけの場合とでは、脳の反応に多少の違いがあるのではないか、とする報告もあります。映像を伴う動画では、快感にかかわる側坐核の活動も確認された一方、音だけを聞いた場合には、主に島皮質の活動が確認されたと報告されているんです。映像がなくても、音だけで脳の反応を十分に引き出せるらしいという点は、耳から入る音声作品を好んで楽しんでいる人にとって、ちょっとうれしい後押しになる話かもしれません。もっとも、この違いを直接比較した研究はまだ数が少なく、今後の検証が待たれるところです。
リラックスしているのに、なぜか興奮もしている?
ASMRのもうひとつ面白いところは、「リラックス」と「興奮」という、一見矛盾するような2つの反応が同時に起きているらしいという点です。ある研究では、ASMRを感じている人の心拍数を測定したところ、心拍数は下がってリラックスした状態に近づいている一方で、皮膚の電気的な反応(緊張や興奮の指標として使われる)はむしろ上がっていたと報告されています。
普通、体がリラックスしているときは心拍数も皮膚の反応も一緒に落ち着いていき、逆に興奮しているときはどちらも一緒に高まっていくのが一般的なパターンです。ところがASMRの場合、このセットがバラバラに動くという、なんとも不思議な組み合わせになっているんです。
豆知識:「落ち着いているのに、ちょっとゾクゾクする」という不思議な組み合わせ
ちなみに、この「リラックスしながら興奮もしている」という組み合わせ自体が、ASMRという体験の面白さの核心なのかもしれません。ただ眠くなるだけの単調なリラックスとも違いますし、心拍数が上がるようなドキドキする興奮とも違う。この2つが同時に起きているからこそ、「気持ちいいけど、なぜか目が離せない」という、独特の没入感が生まれているのではないか、と考えられます。
ちなみに、ASMRを感じやすい人には、ある程度共通した性格の傾向があるのではないか、という調査も行われています。290人のASMR体験者と、同じ人数の非体験者を比較したある調査では、ASMR体験者の方が「新しい経験に対してオープンである」という傾向や、「神経質(些細なことに敏感で不安を感じやすい)」という傾向がやや高い一方、「几帳面さ」や「外向性(社交的で活発な傾向)」はやや低めだったと報告されています。感受性が豊かで、繊細な刺激をキャッチしやすい人ほど、ASMRを感じやすいのかもしれない、という見方ができそうです。
低い声が安心感を生む「ディープ・ヴォイス効果」
ASMRのトリガーとしてよく挙げられるものの中に、低くて落ち着いた声のトーンがあります。これは「ディープ・ヴォイス効果」などと呼ばれることもあるんです。ASMR研究そのものとは少し離れますが、声の高さ(ピッチ)に関する心理学の研究では、低めの声の方が、その人物をより頼りがいがあって信頼できる人物だと感じさせやすい傾向があるという報告が、複数の研究で見られています。
たとえば、政治家の演説の声を人工的に高く・低く加工して有権者に聞かせた実験では、声が低いバージョンの方が「リーダーにふさわしい」と評価されやすかったと報告されているんです。この傾向は男女どちらの声でも見られ、低めの声の方が「有能そう」「信頼できそう」という印象を持たれやすいとされています。囁き声のASMRコンテンツで、低めの落ち着いた声が好まれやすいのも、こうした「低い声=安心感・信頼感」という、もう少し広い範囲で確認されている心理的な傾向と関係しているのかもしれません。
もちろん、これはASMR研究そのものというより、声の心理学というもう少し広いジャンルの知見です。ただ、囁き声という「小さな声」の中にも、声の高さ・低さによって受け取る印象が変わってくるというのは、ASMRコンテンツを選ぶ際のちょっとしたヒントになるかもしれません。ナレーションや店内アナウンスに、落ち着いた低めの声のナレーターが起用されやすいのも、こうした「低い声=信頼できそう」という、わたしたちが無意識のうちに持っている印象と、無関係ではないのかもしれません。
今回のまとめ
ASMRは、囁き声や密着音といった特定の刺激によって引き起こされる、頭皮から背中にかけてのゾクゾク感を指す現象です。小規模な脳科学研究では、報酬にかかわる側坐核や、身体感覚を統合する島皮質の活動と関連している可能性が報告されていますが、研究はまだ発展途上の分野です。リラックスと興奮が同時に生じるという不思議な特徴や、感受性の豊かさとの関連も、ASMRという体験の独特な魅力を形作っていると考えられます。すべての人が同じように感じられるわけではないという点も、この現象の面白いところです。
囁き声・音声作品系のコンテンツが気になる方へ

音だけでこれほど心地よくなれるのなら、耳元での囁きを中心に据えた音声作品にハマってしまうのも納得です。映像がなくても、耳から入ってくる情報だけでこれほど豊かな体験が作れるというのは、考えてみるとなかなかすごいことです。低めの落ち着いた声や、密着感のある音の演出が気になる方は、囁き声・音声作品系のジャンルをチェックしてみるのもよいかもしれません。
参考にした情報源
- Barratt EL, Davis NJ (2015) “Autonomous Sensory Meridian Response (ASMR): a flow-like mental state,” PeerJ(450人を対象にしたASMRの最初の査読付き学術調査)
- Lochte B, Guillory S, Richard C, Kelley W (2018) “An fMRI investigation of the neural correlates underlying ASMR,” BioImpacts(fMRIによる島皮質・側坐核の活動に関する研究)
- Poerio GL et al. (2018) ASMR体験時の心拍数・皮膚電気活動に関する生理学的研究
- Fredborg B, Clark J, Smith SD (2017) “An Examination of Personality Traits Associated with ASMR,” Frontiers in Psychology(性格特性に関する調査)
- Klofstad CA, Anderson RC, Peters S (2012) “Sounds like a winner: voice pitch influences perception of leadership capacity,” Proceedings of the Royal Society B(声の低さと信頼感の知覚に関する研究)
ご利用にあたって
本記事は、性に関する科学的な話題を分かりやすく紹介することを目的としたものであり、医学的な診断・治療・助言を目的としたものではありません。体調や心身の状態について気になることがある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
ASMRに関する脳科学研究はまだ新しい分野で、紹介している研究の多くは参加者数が少ない小規模な調査に基づくものです。今後の研究で見解が更新される可能性があります。また、ASMRの感じ方(そもそも感じるかどうかも含めて)には大きな個人差があります。
本記事内のイラスト・図解の一部は、生成AIを用いて作成したイメージ画像です。実際の医学的な図解とは異なる場合があります。


![「みゆがドピュっとイカせてアゲるぅ」アナタを見つめて鬼ジコりオナサポ昇天クリニック 胸キュン小悪魔チンこきナースがニヤニヤ寸止め囁き淫語![脳がトロける主観バイノーラル] 逢沢みゆ パッケージ画像](https://pics.dmm.co.jp/digital/video/waaa00628/waaa00628pl.jpg)


![「モカがドピュっとイカせてアゲるぅ」アナタを見つめて鬼ジコりオナサポ昇天クリニック ギャル小悪魔チンこきナースがニヤニヤ寸止め囁き淫語![脳がトロける主観バイノーラル] 春陽モカ パッケージ画像](https://pics.dmm.co.jp/digital/video/waaa00541/waaa00541pl.jpg)




